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お風呂の換気〜24時間?それとも使う時だけ?

夏の暑い日は毎日シャワーを浴びている管理人です。

いよいよ夏も本番となってまいりました。
そんな中、お風呂の換気扇はどうされていますか?私は以前はお風呂に入った時と、何時間か換気を行ったら電気代がもったいないと換気扇を消していました。でも、最近の家だと24時間換気などが義務付けられたりして、果たして実際の電気代はどれくらいかかっているのだろう・・・

ということで、気になったので私のほうで簡単に試算をしてみました。
以下がシミュレーション内容です。

ここでわかるのは、1日の電気代は数円。1ヶ月単位でも100円とちょっととなります。(換気扇には常に負荷がかかっているわけではないので、実際にはこれより少ないと思います)

では、換気扇を常に動かしているメリットについて考えてみたいと思います。

24時間換気にするメリットその1:お風呂の湿度を下げる

お風呂の適度な温度と湿度はカビにとって最高の環境です。
24時間換気にすることで、お風呂にこもった湿度を排出することができ、結果カビの繁殖を抑える効果があります。

賃貸ワンポイント:お風呂がカビだらけになった場合、退去の際に通常のクリーニングとは別に、汚れが特にひどい場合だと追加で清掃料金や現状回復費用が発生する可能性がありますので、常にお風呂は清潔な状態を保つことをお勧めします。当社ではまだそのような物件はありませんが、あくまでそのような可能性がある、ということを念頭におかれた方が良いと思います。

24時間換気にするメリットその2:部屋の空気を新鮮に

お風呂に開口部の少ないアパートやマンションだとどうしても空気が部屋に残ってしまいがちです。特に窓の開け閉めの少ない真冬や真夏など、お風呂の排水溝や残り水などの臭いが部屋まで広がる可能性があります。ふだん住み慣れた住人は意外とこれらの臭いには慣れてしまい、気づかないものです。

いつでもお客様を迎えることができるように、換気扇は常に回しておくのが効率的かと思います。

換気扇が汚れてきたら

換気扇を24時間フル稼働させていくうちにだんだんファンに汚れが付いてきてしまうのは仕方のないこと。汚れが付くと音もうるさくなり、たとえわずかな汚れでも換気効率も半分程度まで落ちてしまいます。比較的最近の換気扇はワンタッチで外すことができるのでご自身でクリーニングに挑戦いただいても良いと思います。(無理のない範囲で行ってください。)

浴室の換気扇の場合、油汚れは少ないと思いますので、洗面器にお湯を張ってその中で汚れをふやかすだけで充分綺麗になるかと思います。汚れが目立つようでしたら同じ洗面器にスプーン一杯のセスキ炭酸ソーダを入れてみてください。たいていの汚れはこれで取れます。(キッチンの換気扇の場合セスキを溶かした水をスプレーするか、100円ショップに売っているスプレーボトル入りのセスキ炭酸ソーダ水を買ってきてシュッシュのが一番です。)

換気扇が壊れた!その時は?

換気扇の保証期間は5年と長く設定されています。これは一年中確実に換気を行うという役割を果たす換気扇としてそれくらいは使えないと、という期間です。逆を言えば5年を過ぎた換気扇はいつ壊れてもおかしくはありません。

賃貸ワンポイント:当社所有物件での過去の経験から言いますとおよそ10年で換気扇が動かなくなる可能性が高くなります。(大抵は10年経っても20年経っても動いていますが。)そう言った場合は遠慮なく管理会社にお伝えください。新しい換気扇と交換いたします。これは大概の大家さんが一緒だと思います。逆に換気扇が壊れたことを報告しても放置されるような場合、引っ越されることを検討されたほうが良いでしょう(苦笑)

と、いうことで電気代もそれほどかからず、デメリットよりメリットのほうが大きい24時間換気をおすすめいたします。

   

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